国際リニアコライダー(ILC)の実現を図るために、測定技術の限界に挑んでいます。
国際リニアコライダー(ILC)の実現を図るはかるためには、試験加速器が必要ですが、それが「ATF(Accelerator Test Facility)」です。
そのATFの電子リングは、約100倍も従来より平行度が高い「超平行のビーム」をつくることができるものです。
主な1つの要因は、電磁石群の位置決め精度、アライメントという設置の精度です。
ATFの電子リングは、周囲の長さが約140mのレーストラック型で、電子ビームが真空パイプの中を走るものです。
この真空パイプに沿って、パイプの形に沿って電子ビームを曲げる磁石偏向磁石が約50個、収束用磁石が約100個、電子ビームの軌道を修正する磁石であるステアリング磁石が約100個、ビーム位置モニターが約100個設置されています。
また、これらの磁石などは、50ミクロン(100分の5mm)の精度で、測量技術を駆使して設置されています。
その中でも一番重要なものが、収束用磁石の設置の精度です。
というのは、収束用磁石は、その中心をビームが通った時には、収束作用だけを発揮しますが、中心から少しでも外れてくると、収束を行うだけでなく、ビームを「乱す」というような作用を生じてしまうからです。http://www.facebook.com/ILCSEFURI